*2013年11月1日追記: 空と窓の会のホームページ http://soramado.main.jp/
このたび、窓2に登録参加するメンバーのうち有志26人によって、セルフヘルプグループ「空と窓の会」が発足いたしましたのでご報告します。総会が2013年2月1日~2月6日に渡って掲示板内(窓2)で行われ、趣旨・団体名・代表者・規約について承認がされました。
2013年2月8日現在の会員は27名(窓2そのものの登録者は2013年2月8日現在94名)、全国各地の自死によって身近な人を失った当事者です。代表はろばです。規約は末尾に記載します。
設立までの経緯をご説明します。
2012年12月に、情報に特化した掲示板「窓3」をスタートするにあたり、情報のカテゴリわけが必要であったため、管理人から窓2参加者に「当事者として困ったことなど」についての情報提供をお願いしたところ、多くの方から様々な情報が提供されたのですが、そのなかでもとくに、自死が起きた直後に警察や病院、葬儀社などで受けた対応の問題点などが多く出され、なかでも、警察におけるご遺体の扱いについては、言葉を失うような扱いの体験談が多数出されてきました。
やがて、参加者のなかから「こういった状況をなんとかできないものなのか。このままでは、被害を受ける人がこれからも増えていくばかりだ」という声がでてきました。
この声をきっかけにして、自分たちできちんと実態の調査をして、具体的な改善などを国などに申し入れていくことはできないものか、という「当事者研究と政策提言」をするための「当事者によるグループ」をつくりたい、という議論の流れになり、その後、掲示板上で、団体の名前や趣旨などを話し合いながら設立までの準備を進め、参加者が募られ、2月1日~2月6日までの総会にいたり、議案が承認されたために団体発足となったものです。
この団体の趣旨は以下の通りです。
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私たちは、身近な人の自死という共通の経験を持つ当事者の集まりです。この経験を通して、私たちは、自死で亡くなった方や遺族、また自死そのものへの差別や偏見の存在、遺族に対する社会の無理解・無関心を身をもって知りました。
私たちは、インターネット上の分かち合いの掲示板「窓」を通して結びつき、いっしょに、そのようなことがない社会にしていくために行動していくことにしました。
当事者の声を集め、それを社会に届け、身近な人の自死を経験した人を支える制度をつくります。そのことを通して、生まれ方、生き方、そして、亡くなり方によっても差別されない社会をともに目指します。
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私たちがこのグループでまず何よりもやりたかったことは、当事者研究と政策提言です。
私たちはこれから、自死と遺族、亡くなった方をめぐる様々について、当事者の立場から実態を調査し、それを整理してまとめ、具体的にどのような手順で何をすれば遺族の人権が守られるのか、亡くなった方の尊厳が守られるのか、具体的なイメージを固めて、社会と共有し、改善を求めていきます。
そして、そのために必要な道筋とコストを示し、それが社会の制度となっていくように働きかけをしていきます。
また、その「遺族」には、当然ながら子どもたちも含まれます。
自死で残された子どもたちへの特化した支援策は皆無といってよく、現在の政策の中で「自死遺族支援」とされているものの多くは、現実的には成人を対象としています。自死で家族などを亡くした子どもたちへの支援はあまりにも手薄です。また、学校やメディアのなかでの自死の扱い、子どもたちへの配慮についてもほぼなされていないといっていいのではないでしょうか。これにつきましても、問題点を洗い出し、教育機関などを含めた公的な機関やメディア、支援者などを中心に、改善の提案や働きかけを行っていきます。
みなさまのご支援・ご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。
2013年2月8日
空と窓の会 代表 ろば
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空と窓の会規約
1.名称 空と窓の会
2.住所 栃木県 とちぎボランティアNPOセンター「ぽ・ぽ・ら」 宇都宮市昭和2-2-7 内
3.趣旨
私たちは、身近な人の自死という共通の経験を持つ当事者の集まりです。この経験を通して、私たちは、自死で亡くなった方や遺族、また自死そのものへの差別や偏見の存在、遺族に対する社会の無理解・無関心を身をもって知りました。
私たちは、インターネット上の分かち合いの掲示板「窓」を通して結びつき、いっしょに、そのようなことがない社会にしていくために行動していくことにしました。
当事者の声を集め、それを社会に届け、身近な人の自死を経験した人を支える制度をつくります。そのことを通して、生まれ方、生き方、そして、亡くなり方によっても差別されない社会をともに目指します。
4.活動
(1)調査研究
(2)政策提言
(3)交流
(4)出版
(5)その他、上記の活動を行うために必要な活動
5.入会
身近な人の自死を経験した人で、趣旨に賛同する人に限り、所定の方法で申し込むことによって入会することができる。
6.退会
所定の方法で申し込むことによって退会することができる。また、議決が行われるインターネット上の掲示板「窓2」へのアクセスが6ヶ月以上に渡ってない場合、議決への参加が恒常的にない場合には、退会したものとみなす。
7.除名
本会の目的に反する行為、名誉を毀損する行為、活動を妨げる行為、反社会的な行為があった場合は、あらかじめ本人に通知の上、会員の2/3以上の同意をもって除名することができる。
8.役員
本会に代表を置く。代表は会員の互選によって決する。
9.議決
本会の決定は、インターネット上の掲示板「窓2」(http://bbs5.sekkaku.net/bbs/?id=mado2)上で行う。議決事項は7日以上の猶予をもって掲示される。議決は過半数をもって決する。
10.事業年度
本会の事業年度は4月1日から3月31日までとする。
11.総会
(1) 本会は一年に一回の定例総会を行う。定例総会は事業年度終了後2カ月以内に行う。
(2) 本会の臨時総会は会員より提起され、会員過半数の同意をもって臨時総会の開催とする。
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